
テツ兄が言うわけよ。
うまいと。
マサノリさんもイチオシらしい。
えー そうなんー?と思いながら
ロシアの美食家 テツ兄の言うことだから
信じて行ってみる。
俺は行動早いよ?
うまいと聞けばすぐ行くよ?(時間と金と都合が許せば)

コレ。
焼鮭の朝定食。
朝5時から10時までの限定販売。

朝からお客さん多いのよ。
おばちゃんテンテコ舞。
何時からおるかしらんけど 朝9時に酒盛りしてる人らもw
夜中に働いてる人もいるからね。
そういう意味では24h営業ってのも意味あるんだねぇ。

貝汁にしたいなと思った。
生卵が付いてる。苦手。
たまご御飯あんま食べない。ネンイチも食べない。
おばちゃんに聞いたら お味噌汁に入れることは出来ると。
んじゃ貝汁に入れることはできるんですか?って聞いたらそれはできないと。
んじゃお味噌汁にしてください。たまご入れてくださいと。

しかしなんで たいがいの朝食には生卵ついてるんだろうね?
そんなみんな朝ごはんに毎日毎日ナマタマゴ食ってるの?
「ウチは毎朝たまごごはんなのよー」なんてオウチは聞いたことがない。
でも、けっこうな割合で朝定食にナマタマゴがセッティングされてない?
俺が頼んだのは焼鮭朝定食なわけで
焼鮭でごはんが食べたいわけで
そうなるとナマタマゴの行き場が無くなって
ナマタマゴはどうすりゃいいのかって話になって
んじゃ飲むのか?って俺はスタローンじゃねぇって・・・・

おお!

まずもって見た目が違う。
よくある朝定食の鮭は いかにもレトルト温めて出しましたって感じで
水っ気たっぷり感のツヤツヤ感。
これは「ちゃんと焼きましたよ!」という主張の焦げ目が。
この焼目だけでメシ食える。

箸を入れた瞬間に感じるアルデンテ感。
表面のパリ 続いてやってくるフワが 箸先から伝わってくる。

果たしてその箸先に感じたものは正解。
ロシア貴族だったテツ兄は言ってた。
「高級旅館にも負けない鮭」だと。
なるほど確かにそう。

塩は強い。
それはメシイケ。

皮の焦げに伴う苦味と 強め塩のバランスがすばらしい。
いまだかつてこんなにおいしく鮭の皮を食ったことが無い。
やまだかつてないテレビ。

海苔巻き塩鮭ごはんなどは至極。
この絵のどこにナマタマゴが入り込む余地があるというのか。

そう!この味噌汁がまさに福岡。
ちょっと濃いめの合わせ味噌の
このゴックリ感が まさに福岡の朝。

白身は固まり 黄身はトローミーで 汁は汚れず。
鮭の焼き加減とともに 職人の技を感じる。
シェフ・ド・キュイジーヌを席に呼んで御礼を言いたいくらいだ。

うむ。高貴な朝食であった。
だがたった一つの後悔は 貝汁。
貝汁が食いたかった。もちろんタマゴ入りで。

資さんうどんの こういう感じが好き。
資さんうどん創業者の遺志…地元に恩返しの寄付@朝日新聞Disital
北九州市を中心に「資(すけ)さんうどん」を展開する会社が、市内に7カ所ある児童養護施設と乳児院に計3590万円を寄付した。昨年他界した創業者の遺志を受けた寄付で、金額は児童1人あたり10万円に上る。施設は子どもたちの希望を聞き、旅行や野球のユニホーム代、ワゴン車の購入などに充てるという。

か・・・貝汁ライス????
あ・・・アリなのか????