ナッティドレッド map
ずっとずっと来たかった。
雨の寒い日に来た。
来たね。冬将軍。寒いわ。
日本の四季なんかさ
春・初夏・初秋・秋の4つでよくね?
冬の雨の日でさえ
少しのエメラルドブルーを発揮する野北の海水は
さすがと言わざるを得んくない?
俺もsediciでやって来て
『さすが』って言われたかったけど
この寒さじゃキツいわ。
忽然と現れるナッティドレッド。
おどろおどろしいよね。
入るのに一瞬躊躇するよね。
躊躇したとしても
入ったほうがいいよ。
冬の雨の日でさえ。
いやそんな日だからこその この一望だから。
あああぁ
薪ストーブ欲しいぃぃぃ。
住宅街でも使える薪ストーブ欲しいぃ。
あのね 何気に高くない。
それ知ったから来たかった。
カフェのバーガーなんか高価なもん。って固定概念。
じゃ高くないってことは大したことない?
いやいやそれじゃお店が成立しない。
受付番号55番。
たぶん俺らが一番客やけど。
どんっ。
バーガーの2セットでこの量。
エッグバーガーのセット(オニオン・コーラ)
ベーコンバーガーのセット(ポテト・コーラ)
雨の日サービス?の野菜スープ。
さらにはパウンドケーキも1個ずつ。
なんか田舎の定食屋さん的なノリやわ。
しかしこのバーガー。
高い!高くないのに高い!
いや高いから高いという理由付けは無いんだが
それにしてもなかなかに高い。
上から順に食うのか?
いや横からだろ。バーガーなんだから。
え 主要お客様設定はアナコンダですか?
とりあえずポテト食う。
高さに躊躇しながら。
とりあえずオニオン食う。
高さに悩みながら。
あっ!
スパイシーオニオンうま~い!
結局な
こうするしか手は無ぇんだよ!
この時点で 高さではなく堅さに"あっ"って思う。
バブル期直前の
初デートはサンドイッチを食べましょう的な
口を大きく開けるのはみっともない的な
まだまだ昭和の女性のたしなみを美徳とするような
そんな軽くすました女子の前にこのバーガー出して
恥ずかしがりながら口を大きく開ける様を
『どうじゃ 食いにきーじゃろ』と にやにやして見ながら
『いじわるじゃわ!』って涙ぐむその女子(上白石家長女似)に
夕暮れの野北の海岸で笑いながら謝罪してぇ!
確かに割安。
だが味にマイナス無し。
どころかプラス有り。
限界まで縦に開けた口で
最初に触れる硬めのバンズ。
ソースと肉汁が一体化しながら
そのバンズにじわりと染み込んでいく。
たまごの甘味とコールスローの酸味も加わって
こりゃフルコース料理の縦食いや。
複雑な味わいのソースがいいわぁ。
これベースはなんやろう?
デミのようでもあり 和も少し感じ・・・
具にもオニオンリング。
パリ感楽しい。
カフェ系ハンバーガー
まぁまぁな種類食ってきたけど
未だ不味いのに当たらない。
どれ食ってもたいがいうまい。
どこのお店も研究しまくって
自信たっぷりに提供してるだろうから
当たり前っちゃ当たり前なんだけど。
NattyDread map
糸島市志摩野北2708-17
夕方来たいけど 混むんやろなぁ。