
ナイス!はっちゃん map
福岡市中央区舞鶴2丁目7−1
ああああ 惜しい!
こんなに惜しい思いは久しぶりだ。
実に惜しい!
アレさえあれば満点ナイスなのに・・・

お箸におしぼり。
まあおしぼりは必要だろうね。

ハサミか!!!!
あぁあれば便利なのかもしれない。
この食いもんに使うのは初めてだな・・・

食うのはコレだ!
骨付き鶏モモ肉。
いや最近はさ
胸肉の調理法が爆発的に進化してさ
安くてうまくてパサらない鶏肉料理も多いんだが
いやぁそれでもモモには敵わない。
モモのふくよかでジューシーな脂こそ鶏肉の極み。
いや最近はさ
なんとかチキンつって成型加工な鶏肉も多くてさ
ガブリモグモグでお手軽に食えたりするんだが
いやぁ骨付きでしょ。
肉は骨付き脂付き これが至高ですよ。

なんやかんや食い方が書いてある。
ふっと思った。
もしかしたらこのブーメラン(通称)を
食ったことのない若者も多かったりするのか???
俺のクリスマスと言えばこれだよ。
もうね何本漬け込んで何本揚げたか解らない。
バカみたいな量のニンニクやら生姜やら摺って
なんやらの粉もガーって入れて
1m超の混ぜ棒でガンガン混ぜて
1本1本メスで切れ目入れて漬けダレに放り込む。
容器は120Lペールだぜ?それを7ペール。
その中は漬け込まれたブーメランがビッシリ。
それをフライヤーの前で早朝から延々揚げる。延々。ずっと。夜中まで。
積む。売れる。積む。売れる。なんせ1本150円。
売れた売れた。(利益無し)
クリスマスが過ぎても5ペールは常備。
冬休みで正月休みでおごちそうが必要だから。
ある年 親父が
本格化を狙い 揚げから焼きへの転換を図って
くるくる回るロースターを買って来たんだが
「こんなんカッタるくてやってられっかー!」って全員で猛反対。
しばらく倉庫に眠ってたな・・・
あっ 俺、総菜も出す肉屋の息子でした。

お値段はこう。
チキンカツ定食は850円~とお手軽なんだが
この画を見れば そりゃ千円ちょい出すでしょ。
1380円は千円チョイと言えるのか?と
1180円は千円チョイだろうけど これはシロメシだろ!と悩んだ結果
1280円の骨付き鳥とご飯セットで。

箸だのハサミだの付いてはいるんだが
端っこにはアルミホイルだよ。
このアルミホイルの意図は

カブりつけと。
ガブれと。
深い!
予想の1.3倍深い。
さすがこのクイモノで千円チョイ取るだけの事はある。
皮パリからの肉ジュワ。
よく考えられたオイルと調味料は
だが決して鶏本来の味わいを邪魔しない。

せっかくなんでハサミも使う。
だがなんか 俺にはお上品すぎて・・・

おっけい! メシだよ!メシ!
こんな洋風の味わいでシロメシを食う。
これぞ日本人。

ってかね 箸でもぜんぜんモロモロいけるよ。

次来たらメシ大盛だなぁ。
そんなスパイシースパイシーでもないのに
ジュワ脂でメシイケ。

いや 脂と油のMIXぶりが◎。
なんやかんやゆーてもやっぱ鶏はモモやわ!

皮がべろっといったらこうでしょ。
マキマキでしょ。
おまいら鶏皮なんかキモいとか言って食わなかったじゃねーか。最近になって鶏皮鶏皮言い始めて鶏皮不足だってんだから時代は解らんもんだ。あっ昭和の肉屋の息子です。

ブーメランの作法は
最後は『ネブル&シガム』だ。
よぉく憶えとけ。
2週間エサにありつけなかったブチハイエナでさえまたぐくらいに。
こんなにナイスなナイス!はっちゃんだが
俺が声高にナイス!と発するには
ひとつだけ足りないものがある。
それさえあれば
ん~~~ナイスですっ!
つって
中洲の山田さんが真似するあの監督のように声を発するのに・・・
プ~プ~プ~ digってぇ💖

酒な。

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夜来るわ。




