
むちゃちゃ map
福岡市東区筥松2丁目19−17
ここ数年来 ずっと行きたかった!
もうずっとずっと行きたかったんだ。
場所は旧い町並の箱崎駅東口。
昔はこっちが箱崎駅のメインエントランスだったんだが
西口側の道路拡張&再開発でなんだか裏駅の雰囲気になってしまった。
まるで姪浜駅みたいな箱崎駅・・・
ちなみにこの店
二丁目の交差点から三軒目で
時々走って0分と5秒で
平均10歩。

ずっと行きたかった理由は2つ!
1.店名&ロゴ
「むちゃちゃ」である。
なんという昭和後期の語感!
おもわず口に出して発音してしいまいそうになる。
そしてこのロゴ!書体!
No Smoking を彷彿させる。
この昭和レトロ復活ブームにまだこの感覚は復活していない。
つまりこれはリアル昭和。
2.お客さんいっぱい
この界隈にはランチ出すお店もそこそこあって
弁当屋もけっこうあって
だがこのお店は生きてて
しかもお客さん入ってる。
それがランチタイムのみならず
夕方~夜もけっこう入ってる。

うぉっ!!!
The昭和喫茶店!
壁天井のヤニくれた具合や
デカくて良いスピーカー。これぞThe昭和。
Q大生が闊歩していたころには
デートするやつも多かったんだろう。
ロン毛でパンタロンの時代ではない。
たぶんプレッピーファッションな頃。
いやもうDCブランド台頭時代かもしれない。
昭和最後期と推察。

なんと! 値段も昭和後期!
ブレンド&アメリカン 350円。
おいおい価格設定も
むちゃちゃしてないか?ww
シナモンティーがある!
薔薇の形の角砂糖は付くんだろうか?
ガラスに好きな人の名前を三度書くんだろうか?
いやそれはベルボトム時代だな・・・

日替わりランチ 600円。
昨今のインフレで値上がりした。
もうずっと行きたくて
ずっと見てたから知ってる。
ほんのちょっと前は500円だった。
なぜ行かなかったか。
旧い町にありがち問題が存在してたから。
「有料駐車場はあるんだが空きが無い問題」
要はタイミングである。
空きがあればそれは幸運ということ。
タイミングさえ合えば
ミス・パンプキンはお嫁さんに来てくれるのさ。
(背は高からず低からず容姿端麗)

いかにも
いかにも昭和な造りの良い
奥行きの深いカウンターに

俺の日替わり!
ミンチカツ&ソーセージ&ピリカラチキン

そして茶碗にご飯 お椀に味噌汁。
ここは意見の分かれるところ。
喫茶ランチならご飯は皿で
みそ汁はマグカップだろと。
もしかしたら
このむちゃちゃも昔はそうしていたのかもしれない。
茶碗・お椀 その使いよさ。
皿・フォークで米を食う事の不合理。
時代は移り変わるものさ。

ナメちゃいけないむちゃちゃ。
明らかに手作り感あふれるミンチカツの美味さはナニゴト!
パン粉カリカリで実に食感ヨシ。

ピリ辛チキンは ちっとも辛くなく
メシイケな逸品。

ここは令和。
こんな太くて香草チックなウィンナーなど
昭和の頃には皆無だった。
あの頃は 赤ウィンナーをようやく脱して
茶色のポークウィンナーなるものが世に出始めた頃。
「おまえ毎日ポークウィンナー食えるっちゃろう?」
「うん 毎日食いようねぇ」
「うわ 良かねー!」
肉屋の息子で良かったと思った昭和最後期。

いつもいつも言っている。
「残るからには残るからの理由がある」
旧い仕様な日替わりランチ。
だがそこには丁寧なウマさが垣間見える。

また行くか?と問われたら
そりゃ行くさ!と答える。
こんなにも居心地の良い空間はそうそう無い。
今度はアフターコーヒーも頼んで・・・
あー 令和ビジネスメンな俺は
ここいらへんにいるときって めっちゃ忙しい時なんだよなぁ。

むちゃちゃ map
福岡市東区筥松2丁目19−17

次はアレ食いたい! アレ!
https://www.youtube.com/watch?v=qQasnxqgKp4
昭和の頃は授業を抜け出したんだろうが
昭和最後期~平成初期は
もう授業なんか行かないからねw




